オーナー自らリノベ。デザイン性の高いおしゃれなお部屋に変身
築年数は少々経っているます。でも、外観もちょっとレトロな味のある建物です。
そして何より部屋の広さ(約60㎡)に大きな出窓、ベランダは部屋をぐるっと取り囲みます。
お部屋は十分ゆとりがああり、リフォームするのには最適な魅力的な物件です。
もともとの間取りは、普通の少々広めの2DK(LDK?)でした。
それを、思い切って仕切りのないワンルームとしてしまいました。
入居者が退去した後。リフォーム前のお部屋です。
長い間住んでいた入居者が退去しました。
築年数も経っているので、今までも入退去の度に、和室を洋室に直す。
床を張り替える。壁のクロスを貼りかえる。
など通常次の方に貸せるように、リフォームは繰り返しています。
でも、和室を洋室に直す位は当たり前。
いっそのこと、思い切ったリフォームをしたいとオーナーさんが考えました。
オーナーは、ちょっとクリエイティブなお仕事をしていらっしゃる事もあり、デザイン性のあるお部屋に直すことになりました。
今回は床も壁も剥がし、リノベーション工事になりました。何と広さ30畳にもなるワンルームになります。
古い設備もあえて利用。コストダウンと共に雰囲気のあるお部屋に変身しました。
天井を貼ったり、建具をあえて入れないようなワンルームに変更
建築コストも大幅にダウンしました。
コンクリートむき出しの天井などは逆に人気があります。
更にオーナー自ら台所の流しや戸棚などもイケアで調達。
残る建具や照明器具も、あえて昔から使用していたものを場所を代えて設置。
逆にレトロでモダンナな雰囲気を出しています。
もちろん、知り合いの設計士に相談され、必要なところは専門家に依頼。
ですが、オーナーはお仕事の合間に自分で工事を行いました。
その為、大分工事には時間がかかりました。
仕切りのないお部屋は住む方のセンス次第で、色々と変えられます。この素敵な空間は映画の撮影にも使用されました。
大きな部屋は、プライベートを考慮してカーテンもひけるように天井に金具を設置。もちろん不要であればそのままで使えます。
カーテンを引けば寝室だけ、ちょっと隠したり、低い収納家具で区切ったりなど自由自在に。
自由度が高くデザイン性も高いお部屋です。
その自由に部屋をレイアウト出来ることからか、映画のロケ現場に使いたいと映画会社から問い合わせが来ました。そして綾瀬はるか主演の映画でヒロインが住む部屋として使用されました。
リノベーションと言っても、大きな費用かけず、センスと工夫で雰囲気のあるお部屋に変身できました。
オーナーさんのセンスと努力には、ただただ頭が下がる思い。
これからは、こういった工夫とか画一的でないお部屋も考えていく必要があると思った物件でした。
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