退去時のタバコによる臭いと汚れ。借主負担になります。
退去時などに問題になるタバコのヤニ汚れ。
タバコを吸う方のお部屋は、クロスのヤニ汚れが大変目立ちます。
これについては、国土交通省の現状回復をめぐるトラブルとガイドラインなどにも
記載があります。一般的に社会通念上からも、タバコのヤニ・臭いによる天井壁等の変色
汚れなどは、借主負担となります。
この内容は、契約時に既に借主に説明していると思います。
当社では、必ず確認をとります。
最近は煙草を吸う方が減少している。
更に、最近では物件の賃貸条件の中に
タバコの禁止
をうたっている物件も見られます。
特に新築やリフォーム済みの物件で多くあるようです。
入居希望のお客様に、タバコを吸われるかどうかを最低契約時には必ず確認しています。
その結果からみると、ほぼ8割以上の方がタバコを吸われない、という答えを頂きます。
また、吸われる方でも原状回復について理解されている方。
「室内では決して吸いません」
という回答を頂く事もあります。
タバコ禁止のお部屋にヘビースモーカーの方が
先日、お客様にご紹介した物件。
大家さんが自分で管理されている物件で、正直なかなかレトロな感じの物件でした。
それを逆に気に入られたお客様が、申込をしたいという事になりました。
いざ、具体的に入居について大家さんと話しをしたところ。
大家さんはタバコは駄目と言われました。
お客様はヘビースモーカー。
退去時には、費用を払うという事でも大家さんは駄目。
他の方もダメだから。それは、当然です。
でも、実は入居して欲しい大家さんは
「玄関で吸えばいい」
と何度も繰り返します。
賃貸物件も路上も喫煙不可。喫煙者に厳しい世の中です
室内ではなく庭で吸ったとします。
でも、2階に住んでいる方や近所からクレームが出るかもしれない。
ヘビースモーカーのお客様は、そんな経験もありました。
結局、残念ながら話はまとまりませんでした。
どちらの言い分も正しいのです。
タバコを吸う方は、タバコ禁止の部屋は駄目。
ペット不可と同じです。
喫煙者は、まことに住みにくい世の中です。
ひばりが丘駅近隣も路上喫煙は禁止です。
差別だと言われるお客様ですが、最近は色々問題です。
タバコの現状回復は結構大変。費用を覚悟してください
退去時の立会。
ドアを開けた瞬間、タバコの臭いがする。
そして、壁、天井、エアコン内部、クローゼット内部にまで
ヤニ汚れと臭いがします。
立会時に、そんな経験をする不動産会社や大家さんも多いでしょう。
しみついた臭いは、クリーニングをしてもクロスを交換しても取れなかったりします。
タバコを吸われる方は、退去時の費用も覚悟しておく必要があります。
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