老朽化したアパート。これからどうしますか?
老朽化したアパート。
建物を保っていくのが、大変になってきます。
建物にもよりますが
防水塗装や補修工事ぐらいで対応できるものでれば
何とかなります。
でも、かなり昔の建造で外壁も板のまま。
屋根も葺きなおしたことがないようなもの。
もし、そのまま利用する為に補修工事を行ったとしても
簡単なことではない。
そこまで行ってしまうと、もう建て直したほうが良いかもしれない、という話になります。
建物もオーナーも高齢化。維持費用もかかるし、面倒な問題が多くなる
建物を大幅に改築するなんて、入居者がいればそれも困難です。
古い建物の場合、オーナーが代替わりしているのでなければ、オーナー様も高齢になっている事が良くあります。
建物は古くなり補修費用も馬鹿にならない。
古くなってきたから家賃も段々下がってきて収入も減ってくる。
オーナーも高齢になり、面倒な維持が難しくなってきた。
これが、古くなってきたアパートなどに起こりがちな問題です。
そんな時、どうするか。その対処に悩むところです。
老朽化したアパートの対処方法。売却?建て直し?
対処方法は色々ありますが、こんな方法が一般的です。
① そのままの状態で売却する。
② 土地として売却する。
③ 建物ごと大規模修繕(リフォーム)をする。
④ 建て直しをする。
それぞれに メリット、デメリットがあります。
老朽化しているアパートに入居者がいる場合、どんなケースであっても、それを無視できないのです。
入居者がいる場合、建物の老朽化が不安。
「建物に何かあったとしたら入居者に迷惑がかかる」
という心配も出てきます。
事故が起きたりすれば、大きな問題になってしまいます。
でも、直そうとしても住んでいる人がいれば、大規模な補修工事や改修工事もままなりません。
立ち退き問題が出てくるのも大変。
住んでいる人の立場からすれば、立退きするのも難しい事があります。
そのまま売却!売却価格が心配です。
老朽化した賃貸住宅への対処方法。
当然オーナーさん個々の事情や考え方で、選ぶ方法も変わります。
ですから、何が一番というものはありません。
それでもオーナーが高齢になっている場合、
こんな問題は大変ストレスになります。
金銭面で余裕のあるオーナーであれば
どの対処方法でも、比較的何とかなります。
立退きのトラブルが嫌なら、そのまま売却するのが楽かもしれません。
でも、そのまま売却する場合
あまり高く売れないかもしれません。
建物は老朽化し、金融機関などでは査定対象にならないのです。
購入する方がローンを利用しようとする場合
低い査定金額しか出ず、借入が難しくなります。
アパートのまま売却しようとする場合、売却金額は低くなるかもしれない。
という覚悟をしておく方が良いかもしれません。
(絶対低くなる訳ではありませんが)
だから、オーナーが金銭的に余裕があるのなら、処分と思えれば良いでしょう。
そう思っていると比較的売却はスムーズです。
それ以外の方法のメリット・デメリットはまた、ご説明したいと思います。
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