短期間契約の、退去時立会いに行ってきました
今日は 月末と言う事もあって、今月一杯で退去するお客様が何件かありました。
1軒は、ごく近所でご自宅を建替えるため約半年間の賃貸契約でした。
お客様は、ご自身でも数件の賃貸物件を所有されていてご自宅も広いお宅でした。
ただ、ご自宅も大分古くなり、お子様も遠方で独立、配偶者も亡くなられお一人となったので、バリアフリーで平屋に建替えることとなりました。
短期貸しを探すのは少々難しい
さあ、建替えるために短期間だけ住めるところを探そう。
という段になり、私もお部屋を探して欲しいと依頼されました。
残念ながら、ご自分で所有されている賃貸物件も満室。
でも、建築する大手ハウスメーカーからは、こちらでちゃんと探しますから大丈夫ですよ、と言われたそうです。
その結果ご自宅の近所では見つからず、やっと見つかった物件は路線も違う遠方でした。
短期間とはいえ、長い間住んでいる地元から慣れない場所、お部屋に住みお友達も遠くなる。それは、楽しく過ごされている毎日から離れてしまいます。
短期貸しと言うのは、貸す側からすると嫌がられる事が実は多いのです。
なぜ、短期間の契約は難しいの?
最近は、賃貸物件でも少し築年数が経ったものは空室も多くなっています。
それでも、もちろん入居はして欲しい訳です。ただ、出来れば安定してせめて2年間の契約期間或いはそれより長く入居していて欲しい。それが貸す側としては当たり前です。その為に、ちゃんと修繕も行い、クリーニングも行い費用をかけてメンテナンス
しているのです。
もし、短期間でもきれいにお使い頂けない場合などがあれば、その費用を回収する事もできません。
また、普通に借りたい方が来られたとき、すぐ入居できない、と借りて頂く機会を逃してしまうかもしれません。
実際、ペット可物件を短期間借りられた方が退去時 傷みがひどかったので現状回復費用を請求したところ、トラブルになったという事例もあります。
無事短期の契約そして、退去となりました
実は、今回お貸ししたお部屋も今まで短期間の契約はした事はありません。
ただ、少々空室期間も長くなっていたこと、それに何より本当にご自宅に近く生活を変えることなく暮らせそうでした。
お客様は、こちらも長いおつきあいがあり、不動産でもマンションの売りや賃貸についてもお世話になっていました。また、それ以外でもおしゃべりをしたりと良く存じ上げている方です。
お貸しするにあたりお人柄でも何の問題もないと思いました。そこで、貸主様にお願いしたところ、そういう方ならと快諾頂き、ご入居して頂きました。
ご自宅も立派に完成しお引越し。新居へお花をもってお伺いし、お宅を拝見させて頂きました。本当に素敵なお家でした。
とても嬉しいお引越しでした。
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