退去前に募集を開始。すると直ぐに申込が。なぜならーーー
最近空室となったお部屋
上下2世帯のアパートですが、
いつも人気で長期間空いた事がありませんでした。
入居者も転勤で仕方なく退去することになりました。
解約の連絡が入り
早速、募集をかけることにします。
新築時の入居者。10年経って、もう一度借りたい。
まずは店頭に募集図面を出します。
まだ、解約連絡を受けたばかりの時です。
退去は1カ月後の予定。
すると、募集図面を出した翌日
いきなり「このお部屋を借りたい」
とお客様が飛び込んでこられました。
まだ空いていないので内見できません。
と説明しようとした時
お客様になぜか見覚えがあるような気がしました。
そうするとお客様が
「私、このお部屋に新築時に入っていた者です」
と言われたのです。
退去後他の賃貸物件に入居。すると余計この部屋への思いがつのったそうです。
見覚えがあるはずです。
退去されてから既に数年経ちました。
その間、入居者も数回変わりました。
でも、新築時に入居され4年近く住んだお客様。
お名前をお聞きしてお話している内に
段々思い出してきました。
「確かご実家は○○でしたね。」
そんな事まで思い出しました。
物件もその時からは既に10年近く経過しています。
気に入っていたお部屋でした。
でも、その時は家庭の事情で退去されました。
その後、家庭の状況も変わり
最近またこの近くに賃貸を借りています。
でも、借りたお部屋に色々不満があり
「あの部屋が良かった」
と思っていたそうなのです。
あの部屋が空いたの?早速契約がしたい
仕事場も、ひばりが丘の駅近くになりました。
通勤時に当社の前を通っているそうです。
店頭図面も何気なく見ていました。
そうしたら、店頭に見覚えのあるお部屋の写真
「空いたんだ!」
と早速飛び込んでこられたのです。
借りていた時から10年経ちましたが
新築ではないにしろ、きれいに手入れされている物件
部屋の様子もわかります。
だから、部屋を見るまでもない、とすぐに申込。
無くなると嫌だから
と退去前ですが、契約する事になりました。
この物件は確かに退去前に募集を始めると
直ぐに申込がはいる物件でした。
物件の前を通ると、友達とこの物件がいいね。
と話していたそうです。
リピーターの借主に大家さんも笑顔
契約は終わりましたが、まだ室内の確認はしていません。
でも、その間にお客様は新しい家電選びに余念がありません。
新しい洗濯機、ドラム式がいいな
新しい冷蔵庫 3ドアがいいな
など本当に嬉しそうでした。
大家さんにも、新築時に入居していた方ですよ
とお話すると、嬉しそうに笑っていました。
そして、【エアコンは新しくしてあげて】
とか、クロスも貼り変えましょう
入居者が気持ちよく入ってもらえるように
してあげて!
と言われます。
やはり、大家さんも入居者も皆さんが喜ばれる
それは、この仕事をしていて
本当に嬉しい事です。
今は工事も終わり、ご入居を待つだけに。
素敵な生活ができますよう
心から願う出来事でした。
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