ゴミの不法投棄は犯罪です。防止策を考えます。
相変わらずの共同住宅へのゴミの不法投棄
色々な対策を練っていますが、なかなか手を焼きます。
不法投棄は犯罪である。
と言う事も、肝に銘じて頂きたいと
思うこの頃なのです。
通り際のゴミ置場。捨てやすい場所は要注意です。
貸主が管理を委託せず自主管理の物件でした。
大きな通りから入ってすぐの角地
通りがかりの人が、公共のゴミ捨て場のように
ゴミを捨てていくような場所になっていました。
当初はブロックで大きなゴミ置場が作られていました。
もちろん、扉もありました。
それが逆に外から見えないせいなのか
大きなゴミ箱のようにいつでも自由に
ゴミを捨てられていました。
場所は西東京市です。
市指定のゴミ袋を購入。
ゴミカレンダーに従い分別し決められた曜日に資源ごみを出す。
当然そんな決まりは、まったく守られる筈もありません。
レジ袋に食べ残しも入ったままのお弁当
飲み物、缶や瓶などをまとめて捨てていきます。
それも、ほぼ毎日のよう。
時には、市販の大きなゴミ袋に
全く分別していない家庭ごみを置いていく。
当然そんなゴミは回収される訳ではなく
置いて行かれるだけでした。
大きなゴミ置場は撤去。個別のゴミ回収法に変更しました
貸主さんは1か月に一度、或いは2週間に一度
自分でゴミを片づけに来ると言っていました。
とは言っても近所に住んでいる訳でもなく
そんなに片付けに来ることも出来ませんでした。
すると、放置されず、回収されないゴミが
数か月もそのままの状態となってしまうのです。
公共のゴミ捨て場のような塀で囲まれたゴミ置場は
解体してしまいました。
そして新たに各部屋が個別回収されるように
壁にフックをつけてカラス除けの網を一個ずつ設置。
そうすると入居者各々が個別に置く事になるので
もし、回収されなくても入居者毎の責任がはっきりする筈。
そのようなゴミ置場を設置してから
しばらくは、以前のようにゴミが捨てられなりました。
効果があった、改善された!
と思ったのもつかがの間、
更にひどい状況となってしまったのです。
回収されず放置されたゴミが、近所に散乱
今度は、ゴミを入れるべき網の手前に
大きなゴミを捨てていくようになりました。
そして、資源ごみ用のカゴがあるのですが
その中にお弁当のゴミや缶・ビンなどが
いつでも捨てられるようになってしまいました。
また、入居者のゴミ用網の中に勝手にゴミを置いていくのです。
今度は、入居者からもクレームです。
自分の網の中に勝手にゴミを入れられている
という訳です。
ゴミの量は増え、放置され回収されないゴミは
カラスの餌食となってしまいました。
ゴミはアパート前の道路に散乱。
風が吹いてご近所の庭にまでゴミが飛んでいく。
そんな悲惨な状態となってしまったのです。
散らかったゴミを、ご近所の方も含め掃除します。
ですが、当然新しいゴミが翌日から捨てられてしまいます。
そのアパートは自主管理ですが
当社が故障やクレームを長年受けていた物件です。
ご近所の方からの電話クレームや
怒りの形相の近隣の人がお見えになったり。
なかなか、ひどい状態でした。
ゴミ置場の移動と防犯カメラ、新たな対策を検討中
結局、放置されたままのゴミは
暑い時期でもあり、そのままにして置けません。
当社では見かねてしまい片づけることにしました。
いくつかの大きなゴミ袋を開封。
生ごみ、プラスチック、ビン、缶、紙ごみ
それぞれを指定のゴミ袋に分けていれる
そんな作業を数時間かけて行いました。
腐ったゴミは虫も湧いていて大変な作業でした。
再度、ゴミ置場の場所も含め
通り沿いから離れた場所にしようと
検討しています。
更に、防犯カメラも設置する事としました。
市役所のゴミ対策課にも相談。
ゴミ置場の移動などの許可ももらいました。
ゴミの不法投棄は犯罪です。
防犯カメラなどで不法投棄の現場が確認できれば
警察へ訴える事もできます。
ゴミの不法投棄問題は
小さな住宅から産業廃棄物の投棄まで
後を絶ちません。
泣き寝入りしてしまわないよう
頑張っていきたいと思います。
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