床の色が違う!
退去後リフォーム。
先日退去されたお部屋。7年半お住まい頂きました。比較的きれいにお住まいでしたが、フローリングの表面が剥がれていました。
床の上にじかに布団を敷きっぱなしにしていたせいでした。
ですが、築20年以上、今まで貼り替えていなかった事もあり、この際床を貼り替える事になりました。
フローリングは、剥がして新しく貼り替えると費用もかさみます。
そこで、最近良く使用するフロアタイルと言うものを上に貼る事としました。
クッションフロアでは、安いのですが凹みが出来たり傷みやすいのです。ですから、きれいで尚且つ費用もおさえられるようにと、色々と考えます。
その他のリフォームも、いつもやってもらっているクリーニング業者と当社で相談して行いました。
今までどおり、任せて頂いたので大丈夫、は思い込み
むかしからずっとおつきあいしてきたアパート。今までも、おまかせします、と言われ細かいクレームから、ゴミ問題、近隣クレームなど多種多様な問題をやってきました。
今回も、信頼している業者にまかせて、リフォーム完成。
確認にいってみて、少々床の色が暗いかな、と思いました。がキッチンのフローリングは今回そのままの為、(そちらが昔ながらのフローリング)その色に合わせたので暗い感じになったんだな、と納得しました。
いつものように、は通らなかった。 この床の色はなんで、こんな色なの?
完成後、オーナーが見にこられました。
こちらは、長年やっていたし、問題もなく大丈夫と思っていたのです。
でも今回、オーナーが変わり、初めてのリフォームだったのです。
以前のオーナーは実際に物件を見に来ることも、ほとんど無く(10年以上も)本当にこちらにまかせっきり、でした。
オーナーが変わって、もちろん、一応状況説明、見積もりの説明などして、了解を頂きました。でも、床の色はこちらも特に伺う事も無く、当社でも業者に聞く事も無く、こちらも任せっぱなし、にしてしまったのです。
もちろん、全体の部屋のトーンを合わせ、更にべたっとした単色の木目でなく、色の濃淡のある最近はやりの木の感じのする床でした。
でも、オーナーはご覧になった時から違和感を覚えたようです。
そして、この色はあなたが選んだの?と聞かれました。なんで、この色なの?
そこで、こちらも初めてハッとしました。
たくさんの案件の一つではなく、どれもオンリーワン
せっかく、お金を出して貼り替えるのに自分の思ったようなものではなかった。
それは、本当にがっかりです。ましてや、費用のせいや、出来ないからあきらめるのではないのです。
単純に見本や色を選んで頂けばよかった、最低限お好みを聞く、打ち合わせをすればよかったのです。
今回は業者さんが今までのお付き合いもあるからと、無償で貼り替えてくれました。
オーナーさんも色々で、そちらに任せたのだからと聞かれるのを嫌がったり、面倒と思われるかたもいらっしゃいます。なので、オーナーさんに併せて対応していたつもりだったのです。が、ついついーーーー。
慣れはいけないし、オーナーさんの財産でもある物件を大事にしていかないといけない、と肝に銘じた出来事でした。
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