放置していた建物を売ります。
売主様から、売買を依頼される時 様々な理由があります。
売主様が、以前住んでいてやむを得ない事情で売却される。或いは、ご自分が育った家だけど、ご両親が住まなくなったので仕方なく売ることになった。
思いいれのある家の場合 売主にとってどんな方が買われるのか気にされる事も多いです。良い方に買ってもらいたいなど。
逆に、投資用として保有していたなど、買ったまま殆ど見た事もない、なんてケースもあります。借りて頂いている方に不自由がないようにと、気にかける方もいますが、お金さえ入ってくれば良いという方もいます。
それでも、入居者と直接かかわるこちらとしては、物件の状態も日頃から気にかけています。何か問題が起きても、面倒臭そうに対応される大家さんもいますが、対処しなければなりません。
そんな、殆ど関与していなかい売主様が物件の一つを売ることになりました。
投資用として持っていた物件の売却
売却の理由。
投資用として長い間保有していましたが、経年によりかなりの傷みが出てきています。
現在の入居者は長期間入居中。でも、これから先退居された場合原状回復工事にはかなりの費用がかかる事が予想されます。
建物全体の補修、部屋の補修、それらにかかる費用と比べて、退居後の賃料は恐らく下がります。補修費用とこれから入る収入を考えれば、多少安くても売ってしまおう。
そのような流れになるのは、当然の事かもしれません。
売却物件を少しでも見栄えよく
入居者は、あまり気にされない方なのかもしれませんが、外からみても大分お部屋は傷んでいるのではないか、と思われます。それでも、めったにクレームなど言われない方でした。
売主様は、売ることになっても実際物件を見に行かれることはありません。
売却する場合、こちらは物件の調査もしますし、写真等も撮ります。
そうなると、外観が余りひどいようですと買う方にも印象が良くないですね。
建物には、長い間にツタがひどく絡みつき給湯器や配管、窓枠をおおいつくしていました。ツタがからんで、味がある場合もあるかもしれません。今回は、配管など心配になる状態です。そこで、ツタを処理しようと思いました。
びっしり生い茂ったツタは、絡みつき太くなっていて容易なことでは撤去できなくなっていました。30度を超える中、汗だくになりながら植木ハサミで伐採。
とりあえず、窓が見えるようにと、配管に巻きついたツタを取り除きました。
売主様は全く関知せずですが、入居者の為と買う方に少しでも良く見えるようにとの思いでした。
また、涼しくなったら、もう少しきれいにできると良いかなと思います。
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