本当に住みやすい街大賞2023今年は新顔が続々
毎年、この時期になると発表される
ARUHI の【本当に住みやすい街大賞】
これは、住宅ローン専門金融機関であるARUHIが
毎年実際にその街で生活するという視点で選んでいるランキングです。
この1年間住宅ローンを組んでマイホームを購入した人を
対象に調査した結果です。
住環境・交通の利便性・発展性・教育文化環境・コストパフォーマンス
などを評価したものになっています。
その結果が今年は、例年とちょっと違った結果が出ています。
実際に家を購入した人による大賞
もともと、この住みやすい街大賞は
SUUMOなどで行っている【住みたい街ランキング】
とは、かなり異なる結果が出ています。
住みたい街!というのは、文字通り
「住みたいな」と思う街の事。
それが、価格や現実的に可能かどうか
という事は抜きにして、住みたい!と思うかどうかです。
横浜、吉祥寺、恵比寿、目黒など。
憧れの街ではあります。
でも、普通のサラリーマンなどが簡単に手が出せる。
という場所ではありません。
本当に住める人もいますが、一般的には
ハードルの高い場所といえます。
だから、実際に家を購入した人が選んだ大賞は
ある意味、現実味があるものかもしれません。
今年の大賞一位は西八王子、保谷もランクイン
その住みやすい街大賞で
今年は、今まで選ばれていなかった街が
何と9つもランクインしました。
驚き?だったのは、何と1位に「西八王子」が入ったのです。
東京でも、中央線でかなり遠くまで行っている印象の西八王子。
古くから開けている「八王子」でもなく
その隣の西八王子という事が失礼ながら「へー」と思わされました。
2位は流山おおたかの森。
ここは、最近テレビでも取り上げられるように
再開発が進み、大変きれいで便利な街であること。
それも人気の原因かもしれません。
そして、この池袋線沿線で「保谷」が初めて4位ではありますが
ランクインしたのです。
池袋線沿線では、大泉学園や石神井公園、そしてひばりが丘など
人気の駅がいくつかあります。
実際昨年は大泉学園駅が4位に選ばれていました。
この辺は、急行停車駅であったり、生活が便利な施設が多い。
などよく言われる場所です。
なので、保谷駅というのは、ちょっとしたダークホース?的な場所。
西東京市、練馬区にまたがるこの駅。
大泉学園とひばりが丘に挟まれ
ともすれば、目立たないと思われる駅でした。
その為、今回の結果にはちょっとびっくりしました。
住宅高騰の折、本当に住める場所が選ばれた?
今回選ばれた場所。
最近、新築戸建てなどがかなり高騰しています・
人気のあるエリアや
今までであれば手の出せる範囲の場所も
なかなか手が届きにくくなっている。
という状況も関係しているようです。
更に、少々都心部から離れても
テレワークなどが進めば、自然豊かな場所や
住環境の良いところが見直されている。
という傾向もあるのかもしれません。
まさに、保谷駅なども23区にかかる場所でもあるのに
ちょっとした穴場である。
と言えるのかもしれませんね。
住んでみたい、と思う場所と
実際に住める場所は違う。
というのがこの結果かもしれませんね。
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