4年ぶりに行われた府中【くらやみ祭り】
今年は、5月3日から5日までの間
当社はゴールデンウィーク休みを取らせて頂きました。
今年は、コロナ明け?と言われ各地でイベントが復活。
皆さん、久しぶりのお出かけを楽しまれているようで、
どこも、空前絶後の混雑ですね。
そんな中、今年4年ぶりに開催された府中大國魂神社の
くらやみ祭りに行ってきました。
東京都指定無形文化財・武蔵国総社【大國魂神社】
府中の大國魂神社 は武蔵国の総社と言われ
武蔵国の6つの神社
一之宮から六之宮までを祀っている神社として知られています。
一之宮や東京都多摩市の小野神社
あきるの市の二宮神社
三之宮は大宮市の氷川神社
四之宮は秩父の秩父神社
五之宮は埼玉県児玉郡神川町の金鑚神社
六之宮 は横浜市緑区の杉山神社
この六社を配祀する為武蔵総社六所宮と言われていました。
現在は大國魂神社と呼ばれていますが、5月5日に行われる例大祭。
これが「くらやみ祭り」と言われ4月30日から5月6日の期間で
行われます。
東京都指定無形文化財にも指定されている例大祭なのです。
関東三大奇祭 ともされているそうです。
4月30日から始まるこの大祭は
品川沖で海水をくみ上げることから始まります。
4頭の馬が甲州街道を走る競馬式(こまくらべ)や
山車行列など様々な行事毎日行われます。
その中で、5日に行われる神輿渡御が
そのクライマックスと言われているのです。
大変な人手の中クライマックス5日の神輿渡御
昨日、5月5日に神輿渡御に行ってきたのです。
4年ぶりということもあり、大変な人手でした。
くらやみ祭りのメインとも言われる神輿渡御は
午後6時の花火とともに始まり
6つの大太鼓が打ち鳴らされます。
各町内から送り込まれた日本最大級の大太鼓。
それが、打ち鳴らされる様子はなかなか勇壮です。
それから、順番に八基の神輿が白装束を身にまとった
担ぎ手によって市内を練り歩きます。
そして、9時30分ごろに御旅所に入るのです。
これは三社祭のようににぎやかな、神輿担ぎと違い
威勢のよい掛け声はありますが
おごそかな雰囲気に包まれた神輿渡御です。
沿道から初めて見た方が
ほかのお祭りのお神輿のほうが、にぎやかだ!
という声がありました。
でも、1000年を超える古式にのっとた大祭です。
昔は、神様を直接見ることはいけない、と言われ
夜中にくらやみの中で神輿を担いだことから
くらやみ祭りと言われたそうです。
夏祭りのにぎやかな神輿もそれはそれで楽しいです。
でも、この「くらやみ祭り」も
経験されるのもよいのではないでしょうか。
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