集合ビルの火災報知設備・誤作動はありませんか
ビルやマンションに設置されている火災報知器
各住居に設置されている物もありますが
ある程度の規模の建物になると、
廊下などに大きな火災報知器が設置されています。
一定規模以上の建物には設置する義務があるからです。
ところが、この報知器が誤作動する事があります。
突然近隣に大きな音で鳴り渡る音。
皆さんもお聞きになったことがあるのではないでしょうか。
以外に起こる誤作動
火災警報器が大きな音で鳴り響くと
近所でもびっくりしますね。
本当に火災が起きたのかと心配になります。
実は、このような誤作動。
起きては困るのですが、結構起きるものです。
誤作動の原因。
色々あるようです。
でもそれが解消されていないと、
もし本当に火災が発生した時。
「またか」
と思ってしまうかもしれません。
それがとても怖い事なのです。
ビル内の漏水が原因だった火災報知器の誤作動
先日もマンションで火災警報器の誤作動がありました。
その時の原因。
それは、漏水でした。
報知器が水に濡れてしまい、誤作動が起きたのです。
マンションの一部屋で起きた水回りの漏水。
天井を伝って、壁際に設置されている警報器まで濡れてしまったのです。
水濡れだけで、それほどひどくなければ
乾燥すれば、そのまま使用できる事もあるようです。
でも、大事な火災警報器なので
念のため、プロである防災業者さんに点検してもらった方が
安心です。
防火扉やシャッターが開けられた事による誤作動も
また、ビル内の防火扉や防火シャッターが原因。
というケースもありました。
防火扉やシャッターは炎や煙が広がらないよう
ビルの廊下などに設置されています。
普段は閉まったままなので、あまり気が付きません。
ところが、いたずらなのか誰かが開けてしまい、
そのまま開けっ放しになっていたようなのです。
それが原因で、火災報知器がなり続ける事になったのです。
商業施設でもあるビルなので、近隣にたくさんの消防車やパトカーが駆けつける。
という騒ぎになりました。
原因がわかり、事なきを得たのですが
ビルに住んでいる方は
とても心配されました。
消防設備の点検は必ず実施しておきましょう。
そもそも、非常時の為に設置されている火災警報器です。
定期的に専門業者に必ず点検しなければなりません。
また、結構多いのが感知器そのものが老朽化している。
という場合です。
これも、必ず点検してもらいましょう。
誤作動であればよいのですが、
本当に火災の時。
避難や対処が遅れてしまうと大変です。
1年に一度の点検は
消防法で義務付けられています。
必ず実施するようにしましょう。
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