株式会社あすかハウジング
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2017年12月25日
ブログ

負動産(ふどうさん)の時代。 どうにも処分もできない不動産。


最近、「負動産」という言葉を良く聞きます。

不動産は価値を持ち続けるという土地神話がくずれつつあり、処分に困ってしまういわゆる負動産が増えています。

朝日新聞でも連載コラムが掲載されたりしました。

住む人がいなくなり、放置されたままの空家問題もその一つです。

バブルの頃、地方や都市郊外に宅地化が広がりました。今思えば、交通の便も悪い山の上でも、大きく開発され山の上に広大な分譲地が忽然と現れたりしました。

都市部は高いし、そのままそこに家を建てる人、とりあえず買っておこうと言う人で結構売れたのです。

それが、今では売ろうと思っても売れず、処分に困る厄介な負動産になってしまいました。

売却したい、でも買い手が見つからない。


バブル期にS県のちょっと奥地に200区画以上の開発分譲地が出来ました。

全区画40坪以上で、きれいな整形地。駅からも10分くらい。

現実に今住まなくても、将来ゆったりと暮らしたり、持っていれば財産にもなる。

と東京に在住の方が、たくさん買われました。

ところが、バブルも終わってみればかなり不便な鉄道で駅は無人。駅の周囲には商店すらありません。200区画以上の土地は、4分の1以下しか住んでいる人はいません。

買われた方も年をとり、相続人もいないので、自分たちがいなくなった後を考えると今処分をしておきたい。

そこで、売却を依頼されました。

遠方ですが、とりあえず売却に出しました。

でも、なかなか買い手は見つからず、金額を下げても駄目です。

そうしている内に、同じ分譲地内の売り地は増えてきました。

今は所有者がいます。 でも、いずれ誰のものなのか。


この土地は、現在とりあえず所有している方がはっきりしています。

ですが、相続が発生した時、相続人が相続しないと放棄したとき・

その時は土地の所有者がいなくなってしまうのです。

それでも、国がすぐにその土地を引き取ってくれるわけではありません。

少々面倒ですが、色々売却の為の手をつくしても駄目であれば、という条件がつきます。

これはほんの一例ですが、これから問題になっていくであろう負動産の問題。

結構身近なのです。

今のうちから、方法を考える必要があるようです。

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