大家さんからの突然の手紙。家賃滞納のお知らせ?
突然アパートのオーナー様から郵便が届きました。
更新でもないし、何があったのか、とあけてみました。
すると、はいっていたお手紙は入居者の賃料未納のお知らせ?でした。
前略から始まり、他の入居者はきちんと入金しているけれど、〇〇さんだけは入っていません。
〇月〇日 〇万円 ×月分
〇月〇日 〇万円 ×月分
以上。よろしくお願いします
そんなお手紙でした。
3か月分の賃料が不足している!というお知らせのようです。
管理を依頼していない賃貸物件。それは大家さんが自分で管理しなくてはなりません。
このアパートは、オーナーさんが自分で管理している物件です。
管理契約もなく、もちろん家賃もオーナーさんの口座への振込。
管理契約を締結していない、という事は管理費をオーナーからも受領していません。
それでも、入居者から色々な不具合があったりクレームがあった場合、当然のように当社に電話がかかり、修理等の手配もしていました。
そういう細かい業務と言うのは、結構手もかかります。業者の手配、入居者への連絡、時には工事の時の立会い、見積書、請求書のオーナーへの送付、等々。
契約時の仲介から更新契約の手続き等はもちろん行っています。
でも、クレーム対応も家賃督促もやってくれて当たり前。
それは、違いませんか?大家さん。と思います。
長いお付き合いのあるオーナーさんなので、今まで面倒な事も引き受けていました。
でも、それは当たり前ではないのです。
賃貸業という利益を生む事業。事業投資も必要です。
管理契約を締結しないという事は、オーナーが自ら管理をするという事です。
空室時に不動産会社に入居者募集を依頼しても、それはあくまでお客さんを紹介してもらうという仲介業務です。不動産会社で受領するのは仲介手数料です。
一度だけ頂いた仲介手数料で、借主が入居している間はずっと仲介業者がクレームや家賃を督促するのが、当たり前と思っているオーナーさん。
当たり前ではない事を理解して欲しいですね。
賃貸業とは立派な事業です。事業を営むのであれば、色々なクレームの対応や仕事があります。賃料を頂いている以上は、清掃も管理も必要です。
家賃が滞れば、督促もしなければなりません。メンテナンスも必要です。
家賃という収入を得るのであれば、その為の仕事もあるのです。
面倒な時のみ仲介した不動産会社に当然のように頼む。当たり前ではありません。
管理業務が面倒なのであれば、管理契約を結び費用を払ってその仕事をやってもらはねばなりません。
また、アパートを貸すという事は、入居者が問題なく住める状態にする。
それも当たり前であり、ほったらかしで家賃を受け取る。それもNGですね。
不動産会社が、色々と動いてくれる事があっても、当然ではない事を理解して欲しいと思います。
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