株式会社あすかハウジング
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毎週水曜日・第2、第4火曜日
2019年07月24日
ブログ

給排水管の損傷による水漏れ事故。起きる可能性はあります。

共同住宅で、給排水管、ガス給湯器の配管などに亀裂等の不具合が生じる。

それによって、特に上階にそのような事が起きてしまうと、下の階へ水漏れで建物に被害が出ることがあります。

流しの下や洗面台の下の配管などは目でみることができます。

でも、床下を通っている配管は日頃どのような状態になっているかわかりません。

水が出てきて、2階等の床下にたまり、それがある程度の量を超えてしまい階下に流れ出す。

そこまで行ってしまってから、初めてわかることが多いのです。

そして、そのような状態になった時には、それより前に既に床下=階下の天井部分に水が溜まっていたりします。その為、あふれ出した時には建物や設備に被害がでしまうのです。

階下の入居者は、帰宅してみたら洗面所などがプールのようになっている。

この被害に対して、保険などの補償はどうなるのでしょうか。

共同住宅の場合上のお部屋から下階への被害がでます。保証などはどうなるの?

階下の方の家財道具に被害があった場合、入居者の方は入居者向けの総合家財保険で損害を補償することができる場合が多いです。

でも、建物に対する被害。天井を張り替えたり、クロスを張り替えたり、場合によっては階下の床の貼り替えが必要になる。

これは、大家さんが負担しなければなりません。

金額によっては、大家さんも大変な出費になるかもしれません。

最近も実際にあったケースですが、保険金が安いからと大家さんが入っていた保険は共済保険でした。

共済は、ともに助けあうという趣旨なので組合員が掛け金を出し合って災害などに対する損失を補いあうものです。

ですから、掛け金は保険と比べると大変安いのです。

でも、補償の内容は火災にあった時などに対するものにある意味限定されます。

火災保険はそれと比較してカスタマイズできるので、保険料は変わりますが色々なリスクに対応できます。

その為、大家さんは「施設賠償責任保険」や「建物管理賠償責任保険」などに入っていると建物や設備の欠陥、不備などで起きてしまった事故の補償を受けることもできるのです。

経年劣化による、配管の修理などは保険は支払われませんが、建物の修理については支払われることになります。

大家さんが負担すべき補償。

建物がある程度、年数が経っているものなど、保険の内容を見直しておくのも良いかもしれません。

今回の大家さんも共済でいいや、と思っていたのですが、修理費用や入居者へ対する補償などに出費が大きくなってしまいました。

それよりも、どうしたら良いのか、というストレスの方が大きかったようです。

入居者に対しては、こちらで立ち会って修理内容や日程について話し合いをしました。

そして、早速保険の見直しをされたようです。

もちろん、保険も大事ですが、経年劣化を想定し退去時などに予め配管などのチェックをしておく事も大事ですね。

水の事故は、賃貸物件の場合ある意味避けて通れないところでもあります。

被害を大きくしないこと、トラブルを大きくしないこと。

早め早めに対処が大事だと思います。

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