インターネット広告の真偽 たくさん出ているから安心でしょうか
最近物件を探されるのは、インターネットで探される方が多いと思います。
同じ物件が、たくさん出ているケースも多く選ぶ基準も考えると思います。
インターネットに掲載するのは、もちろん不動産会社がポータルサイトへ広告費を払って掲載しています。
それも、掲載件数で費用が違うのです。特に賃貸のフランチャイズのお店では、いかにたくさん掲載するか日々苦労しているのです。
ただし、その数を掲載するところに、ちょっとした落とし穴があるのです。
多くの物件を掲載できるカラクリ
不動産会社は、法律で年に何回か法定研修というもので、新しい法令や裁判事例、などなどの研修を受けています。
その中で毎年のように受ける講義内容に、広告についての注意があります。
貸主から直接お預かりできる物件には限りがあり、一般に流通している物件を掲載して数を増やすのです。
ただし、この場合管理会社や、元々物件を紹介している会社の承諾が必要です。
それが、なかなか守られていないのが原状です。
たくさん掲載したいので、殆ど無断でどこかの会社が掲載している物件をそのままネット上に掲載しているところが、ままあります。
そうすると、困るのが、物件の内容が本当に正しいのか。
また、既に申込が入っているとか契約されている、などの確認がされていないことが良くあるのです。
「おとり広告」といわれるもの
研修で、何度も繰り返し注意されるものにいわゆる「おとり広告」を出してはいけない、と言うことです。
もちろん、悪意があってやっている訳ではないと思います。
おとり広告というのは、既にその物件は終了している、とか他に費用がかかったりするのですが、ぱっと見た目で大変安く見えるように掲載する。などです。
もちろん終了と掲載のタイミングのずれと言うのもあり、本当に申し訳ありませんというケースもあります。
ただし、あきらかに空いていない物件を新しく掲載したり、半年前に終了している物件も掲載している、なども実は見受けられます。
これが おとり広告 と呼ばれるものです。
本当にちゃんとした仕事をしている会社も多いので、そんな仕事をする会社を見ると本当に残念です。
良く、お客様から他社さんに電話すると大丈夫です、と言われたのに、実際は終わってしまいました、と言われました。とか、確認すると大体終わっているといわれます。
だから、お宅は大丈夫ですか。と聞かれる事もあります。
真面目に掲載している会社もたくさんあります。
きちんとした対応をしてくれる会社で、良いお部屋を見つけてください。
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