株式会社あすかハウジング
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2018年05月15日
ブログ

危険なほど傷みの目立つマンション。 何年も放置されていましたが__  ①


最近売りに出された物件で、少々残念な事例がありました。

その物件は、3階建ての築年数も30年ほど経ったマンションでした。

オーナーは、物件から少々離れたところにお住まいの為、実際に何十年もマンションを見に来られる事もありませんでした。

バブル期の建物で、建物自体に少々難有り。20年以上前から、屋上やベランダ等から雨漏りを繰り返し、防水工事も数度行いましたが、完全に改善されるまでは至りませんでした。

賃貸マンションで、広さはありますがお風呂はなく大きな電気温水器があるなど、大きなリフォームもしていないので、なかなか募集もしずらい物件でもありました。ましてや、建物に不安がある事からそのままの状態となっていました。

外壁・階段塗装工事、防水工事など建物を直すとしても、かなりの費用がかかる事も目に見えていました。

 

家賃が1年分入金していない!


そんな状態の中、オーナー様も高齢になり認知症もわずらったと言う事で、施設に入居されました。

そこで、息子さんが代わってこちらの請求に応じて更新手続きや、修理補修工事代の支払をしていました。

ただ、ご多忙なのかマンションに関しては、何度か請求された時や支払が必要な際に支払をするのみ。建物や家賃の管理も余りされていませんでした。

ある日たまたま入金を確認したところ、1部屋の入居者がトータルで1年分の未納が発覚しました。

そのときになって、家賃を回収してくれ、と依頼してこられたのです。

そこから、入居者と保証人様へ初めて督促をしました。

お支払については、何とか保証人様も含めてお話を進めました。

滞納者のお部屋は、水浸し


もちろん、賃料の未納はだめです。ところが、入居者にお話を聞いてみると、なんとお部屋は雨がふると床から5センチくらいまで水が溜まってしまう状態でした。

家賃を払っていない事もあり、何も報告をしてこなかったようです。

実は、東日本大震災の折にこの建物も軒の部分がパックリ開いてしまい、外壁部分も割れてぼろぼろと落下していたのです。

その為、その割れた場所から雨がはいり、雨漏りなどと言うレベルではなくお部屋の中が水浸しになっていたようです。

実は、その状態は写真にもとりオーナーへ報告し修理が必要で、危険でさえあると申し上げていました。

そんな状態のため、ある程度の賃料のお支払を頂き、結局借主は退居しました。

もちろん、そのままでは人が住める状態ではありません。

オーナーの息子さんも何ら手を打つことなく、建物は修理することなく何年も経過していったのです。

その後、そのマンションに売却の話が出てきました。

売却については後日に続きます。

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