長いお付き合いだったオーナー。新しいオーナーへ変わります。
今日は、何十年もお付き合いしていたオーナーさんが、マンションを手放されました。
ご自分で新築された3階建てのマンション。
平成1年築なので、もう30年も経ってしまいました。
ご自分も年を取られたと最近とみに感じられていたようです。
新築時からずっと、こちらで管理させて頂いた物件です。
東京に住んでいたオーナーも千葉の方に移られていました。
一度入居されると、かなり長期間入居される事の多い物件でした。
新築時からずっと住まれていた方もいました。
30年近く経ち、定年を迎え田舎に帰る事になり、退去する。
そんな方までいらっしゃいました。
駅からも10分で南道路で日当たりの良いお部屋。
色々便利な立地でもあり、住みやすかったのでしょう。
そんな物件でしたが、今年になって売却を依頼されました。
オーナーの高齢化。所有していることがちょっと大変になったようでした。
売却の理由は、やはりオーナーの高齢化。
今年大きな病気をわずらい、すっかり弱気になられたようです。
賃貸物件を所有していると、何かと面倒な事もあります。
家賃の入金状況や、トラブル。
建物の劣化などなど。
ほぼ、こちらで対処していました。
ですが、経年に伴い建物の修繕費用なども必要になってきます。
若い時であれば、普通に行ってきたことも
年齢を重ねると、正直面倒な事も多いのでしょう。
ご家族も、賃貸物件を引き継ぐつもりはない。
そんな事から、売却することになったのです。
オーナーチェンジ。転売目的のオーナーさんで無い方に買って欲しいと思います。
私としては、長い事オーナーさんよりも頻繁に物件と関わってきました。
そんな事から、勝手ながら物件に対する思い入れもありました。
最近、投資物件は結構人気で駅から徒歩圏のマンションは引く手あまたなのです。
更に投資物件を集める業者が買い取って、一般の投資家に転売していく事が大変多いのです。
安く買って、高く売る。
商売なので当たり前と言えば当たり前かもしれません。
でも、最近何棟か売却させて頂いたアパートなどで数か月で倍近い値段で売られているのを見ると、ちょっと悲しい気持ちになったものです。
転売目的で買われる事に、業者でありながらちょっとした抵抗を感じてしまうのです。
ただ感傷的になっているだけかもしれませんが。
そんな事から、できれば自分で保有してくださる方。
それを希望したのです。
そして、業者さんではありましたが、そのまま保有して下さる、という方に売却させて頂きました。
税金などの事も考えて年内にお引渡しをすることになったのです。
そして、今日お引渡しをしてきました。
少々遠いところで決済お引渡しでした。駅でお別れする時にちょっと寂しい気がしました。
最近、こんな事例も増えてきているのですが、これからもオーナーに代わって物件をきちんと管理していこうと思います。
関連した記事を読む
- 2024/11/25
- 2024/11/20
- 2024/11/19
- 2024/11/18