梅雨時リフォーム後でもお部屋のカビに注意
梅雨がもうすぐ。
じめじめして、気の滅入るような季節です。
これからは、カビに注意しなくてはなりません。
お風呂場や水回りだけではありません。
色々なところに、カビは思わぬところにも発生します。
きれいに交換した畳は要注意です。
実は空室のカビにも気を付けなければなりません。
特に畳のお部屋がある場合です。
クリーニングやリフォームをした場合
畳もきれいにします。
畳の表面は畳表というイグサで織られたものが使われています。
それは 表も裏も利用できます。
裏返ししたり、新しいものに交換します。
長い間使っていて古くなった畳は
すっかり乾いているのでカビが生える事は
あまりありません。
ところが、新しい畳にカビが発生する事が良く見られます。
きれいな筈の畳。歩いたらなぜか足跡がつく---
畳のカビは、その畳表(天然イグサ)に発生。
5月~9月頃の湿気の高い時期には多くなります。
新品の状態(1、2年位)に発生、繁殖します。
クリーニング後のお部屋は、しっかり戸締りをして帰ります。
しばらくたって、そのお部屋にお客様をご案内。
和室のタタミは新しいので青々としてとてもきれいです。
安心して
「どうぞ」とお客様をご案内。
お客様はスリッパを脱いで畳にあがります。
すると、なぜか畳には点々と足跡がついていました。
青い畳と思ったら実は一面のカビ
何と、青々として見えたのは
畳の上に一面に生えたカビだったのです。
粉を葺いたように、うっすらと隙間なくカビが広がっています。
そこを歩くと砂地の上のように、足跡がついていたのです。
畳を交換してから、すぐに入居したり、毎日窓を開けて換気していれば
ひどくはならないと思います。
でも、この時期は短い時間でもカビが発生します。
まして、雨戸を閉めてキッチリ戸締りをされた室内では
猶更です。
新しい畳表は、特に湿気を吸収しやすいのです。
湿気を吸収、放出するという畳の利点がこの場合マイナスになってしまうのです。
このうっすらと生えたものは アオカビ です。
締め切りのお部屋で新しい畳。
この湿気と温度の高い時期は要注意です。
締め切りのお部屋。換気に注意
退去後のリフォームをする場合、この時期畳交換などは
入居が決まって直前にした方が良いです。
もし、畳を交換してしまっていたら
晴れた日に、換気をしたり除湿を心がけましょう。
畳のカビは、空室だけとは限りません。
昼間お留守で締め切りの和室。
陽当たり、風通しの悪いお部屋。
なども、カビの発生する恐れがあります。
この時期少しの期間でも
締め切りのお部屋には注意が必要です。
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