株式会社あすかハウジング
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2020年09月28日
ブログ

事業用物件の賃料には消費税がかかる!

賃料に消費税はかかるのか。
と言う事を良く聞かれる事があります。

居住用物件の賃料には消費税はかからないのですが
事業用物件では、賃料に消費税がかかるのです。

先日、その消費税について
問題?が起きました。

それは、借りて頂いている店舗の更新の時でした。






初めて気になった賃料と消費税。本当に消費税はかかるの?

更新の時期になりました。
そこで、当社で貸主に更新の確認をしました。
賃料に変更はないか、賃料滞納等の問題はないか、などです。
そこで、貸主の意向を確認しています。

ところが、今まで賃貸業務を全て行っていたご主人が亡くなったのです。
その為、奥様が業務を全て引き継ぐことになりました。
奥様は、今までノータッチだったので何もわからない。
と心配されていました。

そして、消費税はどうなっているのか、と質問がありました。

以前の契約書を確認すると
賃料は消費税込みである、
との記載がありました。

受領していた賃料には
貸主が受け取る賃料と消費税を預かっていた。
と言う事になります。

もちろん、事業用なので消費税を徴収できます。

でも、果たしてこのケースで消費税は必要なのでしょうか。




事業用であっても、売上が課税対象になるかどうか

実は、貸主さんが貸しているのはこの店舗1件だけ。
他には、ありません。

店舗と言っても、それほど大きなものではありません。
従って、賃料も高くはありません。

不動産収入を申告しても 課税対象にならないのではないか
と言う事なのです。

年間収入にしても100万円に満たない位でしょうか。

1000万円以下の売り上げの場合 消費税は課税されない筈です。

新しく家主となった奥様は、
消費税も上がったのだから、消費税分をもらいたい
と言われます。

消費税は、税金であり自分の収入ではありません。
あくまで、税金を納めるまで預かっているもの。

だから、消費税は不要なのでは?
とご説明したのです。

消費税の申告が必要ではない。でも消費税分をもらいたい、という大家さん

ところが、後日突然借主さんが来社されました。

この借主さんは、大家さんのご近所
当社よりお互いをよく知っています。
それなので、直接大家さんが訪ねてきて
家賃について話があったのです。

それによると、先日話にでた消費税についてでした。

「今度の契約から、賃料の他に消費税をもらいたい」
と言われたそうです。

借主さんも、事業をしているので
当然消費税についての知識もあります。

「課税されないのではないですか」
と言っても理解されないそうでした。

そこで、今までの賃料が税込なのであれば
消費税が8%のままだったとして
消費税抜きの賃料を計算したそうです。
そして、改めて税抜き賃料に10%の消費税を加えて
大家さんに
「これで良いですね」
と金額の確認をしました。



消費税についての理解がない。もしかしたら、実質的な値上げかも

ところが、大家さんからは
今までの賃料に10%の消費税をかけて金額を
提示されたのです。

借主さんは、
「おかしくないですか」
と当社に来られたのです。

どうやら、大家さんは親族に聞いたのでしょう。
事業用物件には、消費税がかかる
と思い、強固に主張されているようでした。

当社も借主さんも何度も説明しましたが
理解されないようでした。

しまいに、借主さんは ご近所という事もあり
「言われた賃料を払う」
と言われました。

実質的な値上げ?と理解するしかありません。

確定申告の時にでも、また問題になりそうです。
申告もきちんとして頂ければ
その時点で理解して頂けるかな
と思っています。

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