最近退去の立会が増加。今年は不動産の動きが例年と違います
この1週間くらいでしょうか。
アパートの退去立会が増えてきました。
退去される方がいる。
と言う事は、その2~3週間前にお部屋を探した方が多かった。
という事です。
不動産業界では、今年の動きは例年と違う。
と言う話をよく耳にします。
確かに、7月から8月頃。お盆時期をはさんでお客様の動きが
多かったように感じました。
不動産が動く筈の春先。コロナの影響で時期がずれてーーー
不動産業界が一般的に忙しい
と言われるのは、例年であれば年明けから春先です。
それが、皆さんご存知のように2月、3月、4月
とコロナウィルス感染症拡大の影響。
人の流れが停まっていました。
卒業。それに伴う新入学、入社 など
どれも、厳しい状況でした。
入学の為のお部屋探しは、もちろん1月頃から始まっていました。
ところが、世の中の動きが止まってしまい
学校へ行く事も、会社へ入社する事も、転勤も
停滞しました。
当社のお客様でも、早めにお部屋を探した方の中には
上京して学校へ入学すること。そのものを辞めてしまった方もいます。
そんな春先を過ごし、自粛期間開けと言われた6月頃から
徐々に、不動産の動きが始まりました。
9月には、物件が足りない!と言う状況にさえなりました。
6月頃来店されたお客様。
「物件探しも自粛していました」
「そろそろ、物件を探して引っ越しても良いかと思いました」
皆さんそんな風に言われました。
悪い事をしているわけではありません。
なのに、まだ6月頃には言い訳のような言葉
を出されたものです。
その動きは、賃貸ではなく家を買う
という流れも増えていたようです。
逆に、コロナで仕事を無くした
収入が減った
などの理由から、田舎に帰るので退去する。
という方も もちろんいらっしゃいました。
でも、賃貸・売買を問わず 9月に入ると
不動産が 品薄!と言う感じすらしてきたのです。
秋の初め。ファミリー層の動きが活発に!
特に、8月から9月頃に動きがあったのは
ファミリー層だったようです。
賃貸であれば
2DK、3DK、3LDK
などファミリー向け物件は、どんどんなくなっていきました。
特に、築の浅いきれいな物件なら猶更。
遅めに動かれた方には、ご紹介できる物件が少なく
本当に苦労したものです。
売買物件でも
新築戸建てなど、どんどん売れました。
建売業者さんからは、在庫がありません!
と言う、嬉しい悲鳴があがったほどです。
新築戸建ても在庫切れ。ファミリー向け物件が不足。10月頃には物件が増えるかも
建売業者さんに聞いてみました。
すると、やはり家の選び方にも変化はあったそうです。
コロナ自粛期間から
家族を大事にする傾向が強くなったのか
少々広めの家だったり
駅から少し遠めでも、選ばれる方が増えたという事です。
賃貸では、部屋の広さも大事になりました。
テレワークを行うようになり
その場所が欲しい。
とか、静かな場所が良い
という言葉も聞きました。
そして、ちょっとした引越しシーズン到来。
引越しのトラックを街で良くみかけました。
これからは、賃貸の場合引っ越した方が出れば、空室が出ます。
現在 10月頃から入居できます。
などの部屋が出てきつつあります。
もし、動かれるのなら
10月頃からもねらい目かもしれません。
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