株式会社あすかハウジング
2018年10月04日
ブログ
何十年も管理すらされないビル ③ 話し合いを持つことになり-----
分譲マンションで、わずかな戸数とは言え管理組合、管理費など全くない建物。
所有者はお互いに知らないし、ビル全体のメンテナンスはおろか、共用部の灯りを見る人すらありませんでした。ずっと昔に廊下や階段の電気は切れ、照明器具もこわれたままでした。それよりも、塗装工事や防水工事などもした事がありません。
雨漏りや今にも落ちそうな階段を気にもかけていませんでしたが、さすがにそのままではいられない事態となりました。
お一人で頑張られたオーナーのおかげで、所有者全員が初めて当社に集まりました。
自己紹介から始まり、今までのビルの管理や個々に行われてきた修繕履歴、現在の雨漏りや階段の状態、共用部の状態など当社で調べた範囲のものをまとめて皆さんにご説明していきました。
オーナーが初めて顔合わせ。 改修への第一歩が始まります!
皆さんは事前に現地の写真をお送りしたり、率先して動いて下さったオーナーより予めお話を聞いていました。
そこで、補修が必要な事は納得して頂き、費用を負担しなければならない事もご理解いただきました。
鉄骨階段を補修し鉄板を補強し、錆止めなどの塗装をする。
その費用は目安として予め見積をとっておきました。概算で400万円前後になるでしょうか。それを各オーナーの所有している専有面積で割りそれぞれの負担金を提示しました。決して、安い金額ではありませんでしたが基本的な線で皆さん賛成して頂けました。本当に大きな一歩です。
後日、負担金の具体的な徴収、工事金額の決定についてご連絡することになりました。
それに併せて、当社に管理を依頼され今後工事費用の徴収等の管理業務を行う事となりました。
まだまだ、問題は山積みですが、一歩一歩前と進みだしました。
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