入居申込は物件を止める為だけ?
これは、賃貸契約でよくある事です。
物件を見学し、お客様が気に入って申し込みをしたい、と言われれば入居申込書を出して頂きます。繁忙期など大手によっては、これしかありませんよ、と言われて半ば強制的に申込をさせられたという話も聞いたことはあります。
でも、大抵の場合すごく悩まれた方も、即決断された方もどちらもご自分の意思で決定されたことです。もちろん、募集をしている物件は貸し手からすれば、早く入居して欲しいものです。申込をされる方は、きちんと考えた上で結論を出しているはずです。
とりあえず、これは抑えておいて、他の物件もみてこよう。そんな場合は申込をしては困るのです。それでなければ、後日検討してから最終的に返事を出します、ときちんと言って頂きたいのです。それは、大家さんにとっても仲介会社にとっても大変な迷惑なのです。
突然のキャンセル。 多くの方に迷惑がかかります。
入居申込をしてから、現空物件であれば通常1ヶ月とか3週間とか(家賃発生或いは契約期間の初めまで)待ちません。
また、少々お待ちする場合でも契約は先にして下さい。と言われると思います。
それは、このようなキープでドタキャンという事態を避けたいという意味でもあります。申込を頂ければ、大抵の場合他のお客様をお断りしたり、広告を下げたり、書類の準備をしたり、オーナーさんも物件の確認をしたり、などなど。色々な業務を進めていきます。一番は、やはり他のお客様をお断りする、と言う事です。
あげくに、キャンセルという場合、特に繁忙期などは時期を外してしまう事すらあるのです。
もちろん、突然転勤になったとか、止むを得ない事情もあると思います。
その場合は、出来る限り早めに連絡をして欲しいものです。
悩む事があって決められない場合は、その事情も説明しなければいけません。
特に人気のある物件を、止めておきたい、それは本当に迷惑なのです。
また、入居は数ヶ月さきなので申込だけするので、お願いします、もちろんこれもNGです。
先日も、お部屋探しにちょっと事情のある方だったので、他に探しても難しいと思い通常より長めにお待ちし、募集を留めました。
そうすると、何と直前のキャンセル。それまでも、何度もメールで連絡をしていたのですが、一度も返信をいただけず、返信が来たと思ったら、キャンセル。
長年の経験でわかっていた筈なのに。親切心を出したばかりに、と悔しい思いをしたものでした。
どうか、皆さんもたくさんの迷惑がかかることをご理解頂ければ、と思います。
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