2018年03月17日
ブログ
家賃滞納 その後②
入居後 何と約9ヶ月にもわたってしまった家賃滞納。
最近では、このような事態は殆どなくなりましたが、悪い条件が重なり大変な事になりました。
借主は、入居者が自分で払うといった。
入居者は借主が払う事になっている。
連帯保証人は全く連絡がとれない。
貸主も6ヶ月もそのままにしていた。
当社に連絡が来て、状況がわかったときは既に半年近くたっていました。
後々の事を考え文書通達をしたのですが
当初は督促状および入居者、借主へ電話連絡をしました。
すぐ払う。既に払った、ネットバンキングを使用した。毎回払ったと言われます。
そのたびに、貸主へ入金の確認を依頼。時間もかかります。
結局、解約しますよ、と期限付きで催告。それでも、連絡は入りません。
もう、言い訳は聞く余地もないので、解約となりました。
ただし、そのまま退去されますと多額の債務が残ったままになります。
結局、明渡通告を2日にわたりお部屋に届け確認。室内にいるのですが、インターフォンを鳴らしても一向にでてきません。いわゆる居留守。
法的措置の為に文書で連絡をしましたが、事態は進まず。
そこで、やはり借主、入居者と直接対決になりました。
契約者は誰か、解約成立後は不法占拠? 話し合いがしたい。
契約者(借主)は法人。入居者との間にどんな支払の約束があろうと、金銭債務は免れません。
契約者と何度も結局話し合いをした上で、入居者に直接当社もまじえ話をする手はずを取りました。
入居者は、突然の話で大慌てでした。(突然ではなく、数ヶ月まえからの事ですが)
嘘をつき続けた入居者も、事実は事実。結局同居していた方(全く話を知らなかった)が責任を持って支払をしてくれました。
そして、借主との契約は解除されましたが、明渡の期日を少々延期しましたが、明渡の最終期日も決まり、何とかまとまりました。
無事、引渡て頂ける事を祈りますが、何とか形がついてホッとしました。
文書でやるべき事もありますが、直接話し合う事はやはり大事であると改めて感じました。
関連した記事を読む
- 2024/11/20
- 2024/11/19
- 2024/11/18
- 2024/11/17