東久留米市の公立保育園が無くなっていく!
東久留米で公立保育園は、今5箇所あります。
その公立保育園を東久留米市は「民間化」するという方針を打ち出しているそうです。
民間化とは、民営化とは違うのです。
よく、公営で行われている事業が民営化によって赤字問題の解消だったりサービスの改良だったりしているものは良く見ると思います。
ところが、この民間化というのは公立のものを閉園していくものなのです。
今までの保育園を運営母体が民間になり、そのまま園が継続していくのではありません。
最終的には市立保育園を全園閉園していくことになっています。
国で進めている待機児童解消。
その方針の1つとして、既に市立保育園公設民営化したり、民設民営化したりしてきています。
ところが、これから5園は全て閉園していく方針だというのです。
公立保育園の民間化という閉園。すでに進みだしているようです。
民営化とは違い、現在ある保育園では新規募集を行わず数年かけて在園児がいなくなったところで、閉園となります。
すでに、しんかわ保育園でその民間化に向けて2019年度の園児募集を停止しました。
残りの保育園についても順次その計画が進められていくようです。
市では、市立保育園への国からの補助が削減される。
また、現在の施設が老朽化してきていて、その対策をする費用も削減できる。
その他、様々な世の中の保育サービスへの対応が
民間にゆだねることによって解消できるということのようです。
市の財政の問題もあると思いますが、
現在既に募集停止した しんかわ保育園
数年後には、ひとつの年齢だけの園になってしまうのです。
そんな寂しい保育環境の中。
色々な年代の子が集まる環境で、色々な経験をしながら育つ筈の子供たちが
どんな思いをしていくのでしょうか。
なんだか、市が子供たちへの思いより財政を一番に考えているような気がしてきてしまいます。
でも、本当の意味で待機児童がいなくなって女性もいきいきと働ける環境になっていくのでしょうか。
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