受水槽の中で泳ぐなんて!
昨日あたりからマンションの受水槽の中で泳ぐ様子がSNSにあげられ、話題になっています。
受水槽は、集合住宅などで水道本管からくる水道水などを貯めておく設備です。
水道本管からでは上の階など給水するのに水圧などが不足する場合などに用いられる給水方法です。
この中の水は、その建物に居住する方の飲料水にも使用されているわけです。
ですから、受水槽は定期的にメンテナンスや清掃を行い安心して水が使用できるように
しているのです。
だから、受水槽の中で泳ぐなど本当にとんでもないことです。
受水槽等のメンテナンスは安心、安全の為大事です
集合住宅では、受水槽を使用しているところは少なくとも年に1回程度は点検および清掃を行うようにしています。
受水槽は、地上に設置されている場合と、高い建物の場合は屋上などに設置して重力を利用して給水している場合などがあります。
いずれにしても、ポンプを利用して水を給水しています。
ポンプの壊れたりしますし、定期的なメンテナンスが必要なので安全な水の供給は非常に大切なことです。
当社でも、マンションなど受水槽を設置しているところでは、定期的に清掃などを必ず行っています。
最近も、いくつかのマンションで清掃を行いました。
受水槽の清掃は内部の水をすべて抜いて、中を消毒したりしますので入居者の方には水を使用できない時間ができたりと、ご迷惑をかけることもあります。
それでも、安全のためなのでご協力をお願いしています。
受水槽を可能であれば水道直結にできれば
このように受水槽は、大事ですが維持管理も費用がかかります。
でも、ビルの管理者やオーナーはそれを省くことは、してはいけないことですね。
そんな事から、今は水道本管から直接水道をつなぐことも可能な場合があります。
実際に、あまり高さのあるビルでは不可能ですが、いくつかのマンションで水道直結工事を最近実施しました。
工事の費用は、安くはありません。
ですが、清掃作業や、タンクの維持管理などは不要になります。
何より、水道管から直接水が供給されるのは安心ですね。
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