西東京市不登校児童の相談室があります。
不登校の小中学生が全国で約16万5千人と増え続けているそうです。
朝日新聞にもそんな記事が掲載されていました。
不登校と呼ばれる子供たち。
親も子供も世間と違う事をしている、と思われストレスを抱えているのではないでしょうか。
そんな子供たちに西東京市では「不登校ひきこもり相談」の為の相談室「Nicomoルーム」を開いています。
西東京相談室 Nicomoルームで不登校の子供たちが学べます
この相談室は、西東京市内に在住・在学している方で、次のいずれかに該当する方とその保護者が対象となっています。
〇不登校・不登校傾向の状態にある児童・生徒
〇中学校を卒業したけれど在学中に不登校の経験があって進路が決まっていない方。
〇学校へ行っていない、就職をしていない。自宅以外で生活が出来ていない方。
〇その他支援が必要と認められる方。
このような方に対して Nicomoルームという相談室が開かれているのです。
相談室の開室日 は
月・水・金曜日 の9時から5時まで
場所 西東京市西原総合教育施設の3階
西東京市西原町4-5-6
電話 042-452-2244
診療心理士等が相談にのってくれます。
またNicomoルームは
そこに通って 自分のペースで活動・体験ができ、
自宅以外の居場所として利用もできるところです。
自分のやりたいことややりたい勉強をしたり、運動をしたり、 など様々なプログラムで参加できます。
復学のみが目標ではない。子供たちの将来に向けて進みます
学校へ行かない、行けない子供たち。
そんな子供たちに対して、従来は学校へ戻る事(復学)のみが目標とされていました。
学校へ行っていないだけで、世間的に認められず、保護者もせめられる。
そんな状況も少しずつですが変わってきているようです。
文部科学省でも フリースクールなど学外の施設に通う不登校生を「出席」扱いにしやくする通知を全国の教育委員会に出したそうです。
不登校生は学校外の施設。 民間のフリースクールや教育支援センターなどで学ぶ機会も多いようです。
学校へ戻ることが条件で出席扱いとされていた子供たち。欠席扱いのままでは受験などで不利な扱いをされていたのが、復学を無理に求めなくてもよくなるのであれば
多く子供たちに救いの手を差し伸べるかたちになるかもしれません。
このような制度の活用もあることを、ぜひ相談室の活用などで知ってもらえるのではないでしょうか。
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