昔からのアパート。大家さんの悩み
当社でお預かりしている賃貸物件。本当に何十年も前からのお付き合いの大家さんも多くいらっしゃいます。
バブル期の不動産ブームの頃、高額で賃貸物件や家を購入された方など。
今では考えられないほど、ワンルームアパートも乱立し億単位での取引も珍しくありませんでした。その頃は3点ユニットバス、ロフト付の狭いお部屋が主流と言ってもいいほどです。
礼金、敷金を2ヶ月づつ頂いても、入居者に困る事はありませんでした。
それが、今や不動産価値としては5分の1程度であったり、それ以下だったり。
賃料も当時より数万、或いは半額なんてザラにあります。
大家さんの悩みは、それだけではありません。
お金はかかるのに、収入は減るの
バブル期以降からも、既に何十年経過しました。
という事は、建物も経年によりあちこち傷んできています。
ましてや、当時ローンを組んで購入された大家さんもいます。
ローンは続いているのに、家賃は下がり収入は減ってしまいました。空室が増えてしまうと、ローンの返済もままなりません。
そうして、雨漏りしても直せない、塗装をしたら費用がかかるから出来ない。
やっと、室内を補修しても、なかなか空室が埋まらない。
悪循環に陥っています。
大家さんのため息と愚痴をお聞きします。
室内だけではなく、外見もかなり大事。 ちょっとした工夫も効果的
建物も大家さんも、同じように年を取っていきます。
大家さんの中には、亡くなられたり、お子さんに譲られたりするケースも出ています。
そんな場合は根本的に相続するか、処分するかの問題もあります。
ただ、そのまま賃貸物件を維持する場合どうしたら良いのでしょう。
大家さん個々の事情も違うので、ご相談された場合も同じ答えはありません。
でも、もし維持されるのであれば、室内だけでなく建物維持の観点からも、外回りに手を入れる事も大切です。以前室内をリノベーションした事がありました。ただ、
外観がそのままだったのでお客様には、外と中のギャップがーーー。中は素敵だけれど友達が遊びに来た時に、ちょっと恥ずかしい。と言われた事もあります。
防水、塗装は必要ですが、言われるがままに高額な費用をかけても、見栄えの良くないこともあります。
やはり、見かけは大事なのです。まして、お客様は初めてこられ、一回限りの出会いの事が多いのです。
ホームセンターで購入したアーチで飾ったりしている大家さんもいます。
是非、外見も一度気にしてみてください。
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