株式会社あすかハウジング
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2020年09月17日
ブログ

マンションで上の階を希望。高い筈の価格がなぜか安い、その理由

物件を探しに来られる方の中には
賃貸でも売買でも、木造ではない
鉄骨造や鉄筋コンクリート造の建物を
希望される事がよくあります。

その理由は様々ですが、とに角「マンション希望」

更には、できれば1階ではなく
上の階に住みたい。と言う方も多いです。

一般的に賃貸など、【マンション】 と言うと
木造と比べると賃料が高い傾向にあります。
(他の条件を考えないとして)

ところが、マンションの上階なのに
思ったより賃料・価格が安い
と言うことがあるのです。


4階以上なのに、エレベーターが無い物件だから?

その理由の一つに
建物にエレベーターが無い。
という事があります。
物件は 4階・5階にあるのに
エレベーターが無い。

普通に考えても、4階・5階に住んで階段
毎日の上り下りが少々 キツイ 
と思う方も多いでしょう。

それだけが原因では無いにしても
エレベーター無の中層階以上は
値段が下がる事も多いようです。

分譲マンションなどは
一般的に下の階より、上階物件の方が、価格は高いようです。

高層マンションなどでは、低層階、中層階、高層階に分けると
高層階の方が、価格は高い事が殆どです。
(同じような間取り、広さとして)

2階建ての木造アパートでも、1階より2階が賃料が高い事が多いです。
(絶対ではありませんが)

5階なのにエレベーターも無い。設置義務は無いのでしょうか

そんな、エレベーターが無い中層階(3階建てから5階建て)
の建物をご紹介すると

「5階なのに、エレベーターが無くても良いのですか?」
とか
「そんな建物があるのですか」
と言われることすらあります。

せっかく、場所も良いし、グレードも悪くない建物なのに
エレベーターが設置されていない。
それに対して疑問を持たれる事もあります。

エレベーターが設置されていない理由として
昔は4階までなら、エレベーターが無くても良かった。
でも、今は5階以上であれば、設置しなければならない。

と言う話を聞いた事がある人もいるでしょう。

実は、これはちょっとした【都市伝説】的な話のようです。






法的には必ずしも設置義務は無い?

実は建築基準法では
 高さ31mを超える建物については非常用の昇降機を設けなければならない。
と定めがあります。

昇降機(エレベーター)は非常用としての規定です。
更に、何階以上ではなく、高さが31m以上という規定のみです。

建物の天井の高さにもよるので、1階の高さがもし3mであれば
10階以上。と言う事になります。

ただし、この基準も絶対ではありません。
自治体の条例や高齢者居住向けなどによって
出来る限り、中層住宅にもエレベーターを設けるなどの
指針もあるようです。

ただ、設置義務があると言う訳ではありません。
その為、昭和58年以前の建物には7割近くにエレベーターが無いようです。

設置義務は無くても、売りにはなります。でもコストを考えると

ただ、設置義務がない。
とは言っても、エレベーターは欲しい。
と思う人も多いはず。
特に、高齢者も増えてくればニーズは多いと思います。

不動産会社でも、お客様に対し
【エレベーター 有】
と言うのが売り文句の一つにもなります。

それでも、建物を建てる方からすると
エレベーターを設置する事には問題もあります。
まず、建物内にその為のスペースが必要
また、設置する為に費用がかかる。
設置した後も維持費がかかる。(定期点検費用等)

などです。
その為、4階建ての共同住宅などでは
まだ、エレベーターの設置をしない事も多いようです。



メリットとデメリット。比較して考えてはどうでしょう。

分譲マンションなど
最近のものでは、エレベーターの設置は
もはや常識かもしれません。

でも、賃貸の場合コスト面から設置しないという
選択肢もあるでしょう。

逆に、将来的に付加価値をつけられる
と言う面もあります。

少し高い収益を上げられるとか、人気が高い
などのメリットも考えられます。

コストと収益のバランスにもよりますが。

借りる側からすれば
上り下りは多少キツイかもしれないが
体力的には全く問題がない。
見晴らしも良く、賃料にお得感がある。

などのメリットもあるかもしれません。

貸すほう、借りるほう、どちらもメリット、デメリットの比較によって
考えてみる必要があるようです。



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