最近問題になる連帯保証人の高齢化
賃貸契約に必ず必要とされる連帯保証。
連帯保証人であったり、保証会社の利用。
いずれにしても、連帯保証という形式は存在します。
この頃、大変気になるのが
連帯保証人を立てている場合です。
この連帯保証人になっている方の高齢化です。
長い入居期間。入居者にも保証人にも変化
連帯保証人を引き受けられた頃。
年齢的にも、バリバリ仕事をされていたでしょう。
でも、入居されてから長い年月がたったとします。
大家さんにとっては、とてもありがたい事ではあります。
契約によっては、何十年も借りて頂く事があります。
昔契約された方には
そのお部屋で人生の大半を過ごしている方もいます。
入居者も年をとりますが、連帯保証人さんも段々年を取ります。
それは当然です。
そういう状態も併せて確認できるのが
更新契約時なのです。
更新契約は借主・保証人の確認ができる時期
更新契約と言うと
単に更新料を払い、契約書に署名捺印する。
という事だけではありません。
当社では、更新時に
借主・連帯保証人の状況を確認させて頂いています。
借主本人のご様子・勤務先の変更・電話番号の変更など確認。
併せて連帯保証人の住所や連絡先の確認もさせて頂きます。
保証人が移転していたり、連絡先が変わっていることも
本当に多いのです。
更に保証人の年齢です。80歳代・90歳代になりリタイアされている
それも、入居期間が長い方には良くあることです。
もちろん、そんな入居者は家賃支払いなどに問題が無い事が殆ど。
それでも、入居者もこの時代
どんな事になるかわかりません。
だから、連帯保証人の見直しが必要になります。
高齢になった保証人は見直しして頂く必要があります
一度お引き受け頂いた保証人は、有効です。
でも、本当に連帯保証ができるのかという事なのです。
確認してみると、
「ああ。父は亡くなりました」
と言われる事すらあるのです。
一度借りてしまうと、変更内容があっても
そのままになっているという事が良くあります。
もちろん、きちんと変更内容を連絡してくださる方もいますが。
連帯保証人 を身内で現役で働き定期収入がある方に変更して頂く。
そのような方がいない場合、保証会社に切り替えて頂く。
それを、お願いする事になります。
中には「大丈夫です」と言われる方もいます。
もちろん、滞納もしないから。
こちらも、疑うのではありません。
でも、高齢の親が保証人という事は
入居者の方も、それなりの年齢になっているのです。
これからの時代
更新時に注意する事の一つです。
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