株式会社あすかハウジング
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毎週水曜日・第2、第4火曜日
2018年09月15日
ブログ

売主様不在の取引

先日売買契約を締結し引渡しまで完了した物件です。

物件は、売主さんが長い間所有していたテラスハウスでした。

賃貸に20年以上出していたのですが、オーナーチェンジとして売りに出しました。

物件は古くなりましたが、もう20年も同じ入居者が借りていて十分利益がでていました。

売りに出したところ、リーズナブルな価格設定をしたせいもあり大変多くのお問い合わせを頂きました。そして、すぐに買い手が決まりました。

さあ、売買契約を早速締結する事になったのですが、売主様は忙しいので契約には行けないとおっしゃいます。実際、最近は売主様が高齢であるとか、遠方にいらっしゃるとか契約時にいらっしゃらない事は良くあります。

そこで、売主・買主が揃って契約をするのではなく、買主様の了承を得ていわゆる持ち回り契約とさせて頂きました。

 

契約は持ち回り。引渡は売主様の状況待ちになりました。

契約は、買主様がこちらに来社され契約書への署名捺印頂きました。その後は、こちらで売主様へ契約書類をお届けし署名・捺印を頂く事となりました。

署名・捺印が終了したところで買主様から売主様へ手付金のお振込みをして頂き、無事契約はできました。

買主様は現金購入ができるので、ローン条項(ローンが通らなかった場合契約を白紙撤回する期限付き)も不要としています。決済も契約後1ヶ月位で可能です。ですが、売主様がご多忙との事で2ヶ月ほど猶予になりました。

売主様は、物件を購入された時から、お住まいを代えていました。でも、その物件の所有者住所を変更していなかったので、引渡までに、ご自分で住所変更登記をするとの事でした。

その為、夏休みもありそのまま売主様待ちということになりました。

突然引渡をする事になりました。

8月の終わりごろ、売主様が突然がいらっしゃいました。

そして、登記も終わったよ、と言われました。

8月は休めないので、9月終わりごろ、とお聞きしていたこちらはびっくり。

実は売主様にこちらから連絡を取る方法は、家の留守電にメッセージを残す、文書にしてお届けするしか方法がありません。そのため、毎回売主様が突然来社される時にお話をするのみでした。

そこで、今回も慌てて買主様にご連絡しました。買主様は結局ローンを使用することにしていた為

銀行と急遽連絡を取り、決済をすべく段取りを始めたのです。

そして、決済日を決めることになったのですが、売主様は土曜日か夜8時以降にして欲しいと言われます。

正直、不動産取引としてはそれは難しいのです。ローンを使用するには、もちろん平日営業時間内が基本。そして、金銭の授受が終わればその足で新所有者へ所有権移転の登記に持ち込みます。この方法は、売主・買主の双方の権利を守る為でもあります。

それをお伝えしたところ、売主様は「それは無理です」を言われました。

決済・お引渡も売主不在で行う事に!

売主様不在で決済を行う為、奥様など代理人を立てる事も考えました。

結局、売主の本人確認と、引渡に関する委任状等の書類準備を予め司法書士に行ってもらう事としました。司法書士には、土曜日に来てもらい売主様と面談。

確認が取れたところで、決済日を決めました。当日は、予め売主様から捺印を頂いた領収書や賃貸人との書類(ご本人は無くされたものも多かったのでこちらで写しを用意)

鍵などを持って買主様指定の銀行へ向かいました。

売買代金が入金しているかどうかは、無理を言って奥様のお昼休み中に近くのATMで記帳してもらい確認をとっていただきました。実は、買主様は不動産業者さんなので余りもめる事もなう、スムーズに取引が終了したのです。

ご高齢である、とかかなり遠方にお住まいなので何度もこれないから、など売主・買主のどちらかが、お取引に来られない事は実際今までもありました。

ただ、かなりお近くに住んでいらっしゃって一度も双方が顔を合わせる事も無く取引が終わる事も、あまり無いかなと思います。

正直、お取引の金額が余り大きく無かった事も、あるのかなとは思いました。

ただ、金額の多い少ないに関わらず、やらなければならない事は、全く変わりがありません。

今回は、色々と走り回る事の多いお取引となりました。

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